格安航空LCCの次はチャーター!?マイクロジェットの特徴や海外の航空事情

有名人

円ドルの為替レートが160円台に届くかどうか、150円台後半を行ったり来たり。

かつて100円台だったことを考えれば約1.5倍。

その時代を知っている日本在住の人々から「円高に振れるまで海外旅行を控えようかな」という声が聞こえるのも納得できます。

そんな苦境に負けじと、日本の航空業界各社もそれぞれのアプローチで努力を続けています。

今回はその中で話題のマイクロジェットについて触れていきます。

目次
まとめ
マイクロジェットとは?
各キャリアや他セスナ機との比較
海外の航空業界の傾向
まとめ

マイクロジェットとは?

「新たな旅客機?」いいえ、航空会社です。

正式な社名はマイクロジェット株式会社といい、2023年1月付で創設されました。航空業界に新たな風を巻き起こすべく立ち上がった当社社員のほとんどが20,30代という年齢層の中、代表取締役会長にはスカイマーク前代表取締役社長の西久保愼一(にしくぼしんいち)さんが就任しています。

2012年にPeach(ピーチ)が日本のLCCの先駆けとして運航開始して以降、飛行機にも交通手段としての安さを求める客層が増加し、今やLCCは国内航空キャリアの代表格としてすっかり定着しています。

そんなトレンドに一石を投じるべく、マイクロジェット社が運航するのはなんとビジネスジェットチャーター便。プライベートジェットもしくはチャーターとも呼ばれ、利用するお客様のためだけに運航する貸切り飛行機です。

これが新たな定着すれば日本の航空業界に激震が走ること間違いなし。MCC出身の西久保氏が参画していることも相まって業界からも注目されている当社については2024年5月24日の「ガイアの夜明け」(テレビ東京:毎週金曜日 22:00-22:54放送)で取り上げられました。見逃した方はテレ東BIZの見逃し配信、BSテレビ東京で6月4日(火)22:00-22:54にも放送されますのでお見逃しなく。

各キャリアや他セスナ機との比較

ビジネスジェットチャーターに馴染みがない方も少なくないのでは?

ということで、各航空キャリアについて簡単にまとめてみました。※以下、2024年6月時点での筆者私見

各キャリア

LCC(Low Cost Carrier)

主な航空会社…Peach(ピーチ)・Vanilla air(バニラエア)・Jet star(ジェットスター)等
料金…リーズナブル
特徴…各種サービスが有料の場合が多い(機内ドリンク・預け入れ荷物等)、搭乗場所が遠い、航空券の払い戻しが不可
就航範囲…国内外あるが限定的

MCC(Middle Cost Cattier)

主な航空会社…STARFLYER(スターフライヤー)・SKY MARK(スカイマーク)・Solaseed Air(ソラシドエア)・Air Do(エアドゥ)等
…料金…LCCとFSCの中間、利用日が近くなってもFSCに比べると安価
特徴…FSCに近い、国内メインで就航しているため各社の地域に寄り添った個性が強い
就航範囲…ほぼ国内

FSC(Full Service Carrier)

主な航空会社…JAL(ジャル/日本航空)、ANA(アナ/全日本空輸)
料金…時期によっては安いがLCCやFSCと比べると高く感じる
特徴…各種サービスがほぼ無料、積算マイルによっては空港ラウンジ利用可など手厚い
就航範囲…国内外問わず、就航数も多い

ビジネスジェットチャーター(マイクロジェット社)

料金…貸切かつ個人のために運航するため旅客機と比べると非常に高価
特徴…セスナ機の中で登場したVLJ(Very Light Jet)という新ジャンルの「Cessna 510 Citation Mustang(セスナ 510 サイテーション・マスタング)」を使用、短時間での飛行移動を実現
就航範囲…国内のみ

海外航空会社の感想

ここからはおまけコーナー。笑
筆者は航空券代を抑えるべくトランジットを駆使しているため、直行便ユーザーより往復路の時間はかかっていますが、多くの航空会社を利用できている自信があります。その経験の中でお伝えしたいのが、日本の航空会社にはない遊び心

SingaporeAirline(シンガポール航空)は搭乗員の服装や機内装飾がシンガポールを象徴していたり、Icelandair(アイスランド航空)は安全ビデオがとてもお洒落だったり。おもてなしの心や機内食には日本の航空会社のレベルの高さを感じますが、その航空会社ならではの個性は海外の方が強く、いつも新鮮な気持ちで楽しいひとときを過ごしています。

まとめ

飛行機の利用や海外へ渡る目的は十人十色なので、何を天秤にかけてどのタイミングで空の旅に出るかもその人次第。

かく言う筆者は思い立ったが吉日の極致を行く人間なので、円安が絶賛進行中の今春にドル圏の中米に渡りました。笑
近いうちに記事にする予定なのでお楽しみに。

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